他社の成功事例は自社でも通用するのか?有効利用する4つの方法。

FateBridge/ 5月 11, 2016/ 成功事例

他社の成功事例は自社でも通用するのか?有効利用する4つの方法。

ビジネス関係の書籍などを読むと、よく例として他の企業の「成功事例」が紹介されていると思います。
有名なところで言うと、ユニクロ、トヨタ、セブンイレブン、スターバックスなどは、1社についてだけでもたくさんの書籍が発行されているくらい良く目にすると思います。

これらはもちろんそのネームバリューで購買を促す意図もあるかと思いますが、1社単独の紹介本で無い限りは、著者の説明する内容のイメージがしやすいように具体的な例として使用しているのだと思います。

このような具体的な成功事例を目にされた方の中には、少しでも「自社のビジネスに活用出来ないか?」ということを考えた方も多いのではないでしょうか?

今回はこの「他社の成功事例を自社のビジネスにどう利用するか?」について、少しお話してみようと思います。

上手く有効利用する4つの方法

実のところ私達WEBコンサルタントのお仕事というのは、この「成功事例」の積み重ねからノウハウを蓄積し、そのノウハウを更に新たなクライアント様ごとに最適化しながら提供することで成果をあげていくというお仕事です

ですので、日ごろからヒントを見つけるために他社のさまざまな成功事例を分析したりするわけですが、そこから学ぶことは非常に有効なことです

もちろん世界に進出するような大企業の事例を参考にしても、中小企業の方であればその規模感が違いすぎますので、アイディアをそのまま自社に当てはめて考えることは出来ないと思いますが、その着眼点や発想、取り巻く困難を乗り切ってきた過程の話などは、自分の中に蓄積することでアイディアの「引き出し」が増えていきます。
本をよく読まれる方が、言葉選びが上手だったり、文章作成が得意だったりする感覚と似ていますね。

では有効であるのは理解できたとして、自社のビジネスにどのように利用するのか?についてですが、いくつかケースごとにご説明したいと思います。

①近い規模感、業種の企業の事例に真似をする

一番簡単で、イメージしやすいのはこの形かと思います。
近い規模感、業種の企業の事例が見つかれば、そのような企業がどのようにして業績をあげていったか社内でどんな工夫をしているか、などはすぐに自社でも取り入れることが出来ます。

もし独自性の高い商材を開発して成功している企業なら、その商材をを真似してみることも1つの方法ですが、それが著作権を侵害するようなものであってはいけません。
また、革新的な商材を生み出している企業の真似をしても、すでに第一人者としてのイメージが付いてしまっており、簡単に後を追うことは困難ですし、そもそも同じクオリティのものがすぐに用意出来る可能性は低いでしょう。

それよりも、その企業が現状どういう「仕組み」で利益を出しているのか、を良く確認してみてください。
というのも、小規模の企業で特にサービス業や飲食業で成功している企業は、その業界や地域での「勝ちパターン」というのを持っていることがよくあります。

一つ例をあげて紹介すると、例えばある地域で凄く流行っている「ラーメン屋さん」と「つけ麺のお店」があったとします。
気になって経営母体の企業を調べてみると、両方とも同じ企業で、さらに流行っているあの居酒屋もこのスイーツのお店も、全て同じ会社が経営していた・・、というような感じです。

理解しづらい方もいると思いますが、長年同じ業種でいろいろなことを試しながら経営をされている企業の中には、この「勝ちパターン」を完全に掴んでいて、そのパターンに乗せることである程度どんな店舗でも高確率で成功させることが出来る経営者の方がいます。
その地元の地域性を理解していて、優れたひらめきと長年の地道な試行錯誤でそのパターンを確立されているケースが多いです。

同じ真似をしてみるならば、表面的な商材ではなくこういった一連の仕組みを分析し、その地域や業種での自社のビジネスに活かすほうが、よほど得られるものは大きいと思います。
最近では、このような地元にに精通した経営者の方に、地方再生の事業に参加してもらうような動きもあるくらいですので、自社のビジネスモデルに閉塞感を感じている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

②スタートアップの企業は、大きなイノベーションを起こした企業の発想に着眼する

先日から何度か商材のお話をさせていただきましたが、すでに自社の商材やサービスをお持ちの企業で、それが同業他社と価格でも独自性でも違いを出せないという小売業の企業などは難しいと思いますが、これからスタートする計画の企業などは、一から商材やサービスを作っていくことが出来ると思います。

もちろん事業計画も資金の融資なども全て綿密に計画がされていると思いますが、アイディアに困ったときは、国内外問わず大きなイノベーション(新しいアイディアから新たな価値を生み出すこと)を起こした企業の「発想」に着眼するのも効果的だと思います。

というのも、IBMやジョブセンスなどのイノベーションを起こしてきた有名企業の事例を見ると、さまざまな「価値観の転換期」や「想定外の事態」を自社の成長につなげてきた過程が良く分かるからです。
どの企業も決して偶然に成功したわけではなく、地道な分析とそこから導きだされる他とは違う視点が、大きな変革を可能なものにしました。

とくにスタートアップの企業や、自社のビジネスモデルに行き詰まりや閉塞感を感じている企業こそ、こういった大きなイノベーションを起こした企業の発想に着眼してみてください

③失敗した場合のリスクについて現実的な参考にする

有名な企業の成功事例などには、だいたいの場合ありがたいことに「低迷期の追い込まれた状況」についても詳しい解説がついています。
自信を持って送り込んだ商品が大失敗して・・、というやつです。書籍などにして販売する場合にはこういったドラマチックな要素がないと面白くありませんので、リアルに資金繰りに困った話などはよく出てきます。

実は、こういった「失敗事例」から学ぶことも多くあります。

というのも、こういった「失敗事例」を紹介している企業は、「現在は大成功しているので」失敗の話を面白く紹介できているわけです。
失敗しかしていない企業はそもそも本など出せませんし、すでに倒産しています。

特に経営体力の限られている中小企業は、一度大きく失敗すればすぐに復活することは難しい場合が多いでしょう。
ですので、他社の失敗した事例からそのリスクや衝撃度を想定することは意味のあることですし、聞けるケースも限られています。

なぜ失敗したのか、どのくらいの負債を負ったのか、などの現実的に自社に起こりうるリスクについて分析する材料にするとよいと思います。

④モチベーション

実は、コンサルティングのお仕事と関係ないのであれば、個人的にはこれも非常に重要だったりします。(笑)

忙しく日常の業務に取り組む中でふと気づくと、「本当にこのやり方で大丈夫だろうか?」と不安になることはありませんか?
そういう時には、他の人が成功している事例を見て、勇気と希望をもらいます!

具体的に成功した自分をイメージすることで、やる気を出すことは、全然悪いことではありません。

特に少人数で、革新的なサービスを世に送り出そうと努力されている企業などは、時に不安からそのモチベーションを保つのが難しい場合もあると思います。そんなときには他社の成功事例に自社を重ねて、そのサービスが世に出て、多くの人達から感謝されるところをイメージしてください。

経験上、お金の魅力だけでモチベーションを保つことは難しいことです。
かと言って、夢や信念が全くゆるがない強い人もいれば、たまにはゆらいでしまうあまり強くない人もいます。

そんな時にはぜひ自分の尊敬する先人の方々の成功事例を見直して、もう一度心を奮い立たせてください。
一番の失敗は、その歩みを止めてしまうことです。

まとめ

いかがでしょうか?
他社の成功事例を参考にする場合の着眼点が、少しはイメージできたでしょうか?

前述の通りどんな企業でも成功するには理由があり、その理由を分析することは同じく成功したいと考える自社にとっても有効です。
それが企業の力ではなく外的要因が理由だったとしても、その外的要因を分析することで見えてくるものもあります。

ぜひ参考にしてみて下さい。

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